本講座は、命を育む喜びとその尊さを感じながら、子育てや日常、人生のさまざまなステージで役立つ知識と智慧を身につける全80時間の学びのプログラムです。妊娠前の心と身体の準備から、妊娠中・お産、そして子育ての日々まで4つのチャプターから構成されています。
この講座は、私たちが本来持っている「命とのつながり」を思い出すための学びです。命のめぐりを感じながら、自分自身と向き合い、心と身体をやさしく育む時間。それぞれが自分の本質や役割に気づき、それを自信と喜びをもって生きていくための知恵と知識を育み、「私がより私らしく在る」ことを大切にしています。
身体と心を整え、食や生活を丁寧にする実践を通して、自分自身の力を感じること。専門家による講義と、ヨガや日々の実践を通して、学びと気づきを日常に取り入れること。日々の暮らしの中で命を育む喜びと内なる智慧を深めていきます。未来を担う子どもたちのために、私たちが今できることは何でしょうか。
自らを育み、共に喜び合いながら学んでいきましょう。

命を育む上で大切にしたいこと、それは命を育む存在である自分自身に向けての信頼と安心、思いやりと優しさがあること。
なぜならそれは、命を育む上でのとても大切な器であり、人間の成長していく上での大切な基盤でもあるからです。ヨガは、呼吸を感じ身体の感覚にそっと意識を向けながら、今の自分の状態に気づいていく時間です。無意識に心や身体を緊張させている、とらわれや思い込みから自分自身を開放すること。それは、命を育む土台となる安心・信頼・ゆとりを育てていく時間でもあります。この講座は、子どもをどう育てるかを学ぶためのものではなく、まずは、大人自身が整い、安心の場所に戻るためのものです。私が私に安心できている事。その在り方こそが、子供がこの世界で安心して育つ為の基盤なのです。
赤ちゃんを授かる前から、子供が思春期を迎える時まで、命の尊さやお産のあり方、子供との関わり方や子供の健康、自然な成長段階についてを、経験豊富な各専門家(助産師、自然療法科、臨床心理士、シュタイナー学校教員)より学びます。世間の風潮や情報に左右されるのではなく、親として、大人として、何を本当に大切にしたいか?目の前の子供は何を本当に求めているか?命や子育てに対しての本質的な理解を深めます。
食は、命を育む循環の一部です。
自然の恵み、育てる人の手、運ぶ人の力、そして、その命そのものがあって、初めてここに届いています。
誰がどこでどのような気持ちで手をかけ、それが存在しているのか、そして、どんな気持ちで自分の手を加えていくか。
私たちが食べることでその命はつながり、そのエネルギーが、また次の行動や選択を生み出します。だからこそ、「何を食べるか」だけでなく「どんな気持ちで手を加え、頂くか」を大切にします。固定のレシピや分量ではなく、自分の身体や心で感じること、喜ぶことをを大切に。食や環境に対する深い理解を持ち、実践を通じて食べること暮らすこと知恵をつないでいくことを楽しみましょう。
お料理は、まるで瞑想ように自分自身と向き合う時間です。無理に完璧を目指さず、自分と調和する時間。
その積み重ねが、自分の命を大切にすることや、周りの命を尊重することへと広がっていきます。
妊娠前の基盤づくり〜自分を知りお産についての不安と恐怖を取り除く
この講座は、健康的な妊娠に向けて心と身体の土台を整えることを目的としています。妊娠を目指す方だけでなく、命を支える立場にある方を対象とし、「命とは何か」「自分とは何か」という本質に立ち還ることから始まります。自分自身の身体と心と丁寧に向き合い、妊娠やお産に対する不安や恐怖をやわらげましょう。ヨガや瞑想を取り入れたセルフケアを通して、日常生活の中に安心と調和を育みます。栄養面だけでなく、食べ物からいただく生命エネルギー、生活習慣、月経、そして命の循環についての理解を深めていきます。これは単なる知識の習得ではなく、「自分自身と命に向き合う姿勢を育む」旅の第一歩。その気づきは、未来の命を迎えるためにも、そしてその命を支えるためにも、揺るがぬ光となって心と身体に根づいていくでしょう。

私たちの心は常に動き続け、過去の記憶や未来への期待、目の前の対象など、絶えず様々なものへと移り変わる性質を持っています。心が一喜一憂することで、今ここにある真実が見えにくくなります。ヨガでは、あらゆる不安や苦しみの根源を「アヴィディヤー(無知)」と説きます。ここで言う無知とは、知識がないことではなく、「真実を見誤ること」を意味します。
このチャプターでは、今の自分に優しく寄り添い、移ろいゆく身体も心もただありのままに観ることを、アーサナや呼吸法、瞑想を通して実践します。「今ここ」に意識を向けることで、すでに内側にある豊かさや安心とつながることができるのです。

(春)芽吹きと始まり
今も昔も常備している調味料のことを知り、学びます。
醗酵調味料と春野菜を調理しいただきます。
春の香りを楽しみましょう。
命の循環に気づき、暮らしに根ざす食の知恵を育む時間です。
・手仕事
調味料について知り選び作り使う
春の野草など旬の野菜をいただく
・学び
人の身体とその土地は一体である
妊娠中とお産〜安心してお産を迎えるために
本チャプターでは、妊娠中に訪れる身体と心の神秘的な変化に丁寧に寄り添いながら、安心してお産を迎えるための実践的な知識と内なる準備を育んでいきます。妊娠期は「変容」と「つながり」が深まる特別な時間。ヨガや呼吸法、日々の食事、母乳や子どもの健康について学びながら、自分の内にある静けさと信頼の力に気づいていきます。また、母子の絆を深め、「安心してゆだねる力」を育てていくことは、出産だけでなくその先の育児においても大切な土台となります。これは命を迎える準備であると同時に、誰かが安心してその時を迎えられるよう支えるための学びでもあります。お産への不安をやわらげ、母としての感覚と、智慧を目覚めさせることで、命との深い結びつきを感じながら、心から安心できるお産に向かって歩んでいきましょう。

私達は日々変化の中に暮らしています。自然界と同じように、心も身体も常に移ろいゆくものです。特に妊娠中は、毎日少しずつ変わっていく身体と心に出会う、特別な時間です。思いどおりにならない日も、不安や揺らぎを感じる日もあるけれど、そのひとつひとつが"新しい命を迎える準備"として意味を持っています。
呼吸のリズムや胎動、お腹の温もりなど、揺らぎの中でこそ気づける内側の声や赤ちゃんの存在に静かに耳を澄ませ、「今、この瞬間の自分」を優しく受け入れること。その小さな積み重ねが、妊娠期の穏やかさと、出産へのしなやかな準備へとつながり心の空間を育みます。

(夏)育ちとひろがり
梅干しや梅酢を仕込む「梅しごと」、夏の暑さから身体を守り整える夏野菜を美味しくいただきましょう。
自家製梅干しは万年台所から身体を癒す、美しく、尊い食べものです。
・手仕事
梅しごと(梅干し・梅酢), 夏野菜の重ね煮
・学び
自然と共にある台所, 生命をつなぐ保存の知恵
産後と子育て0-7歳〜子供の自然な成長と子育ての基盤を作る
「産後と子育て」という命の旅の新たなフェーズに入り、赤ちゃんから幼児期にかけての自然な発育に寄り添いながら、成長と子育ての基盤を築いていきます。幼児期に大切にしたいこと、特に大人の在り方や子供との接し方など、ヨガの学びを活かした育児の心構えや親子の絆の深め方、そして「台所共室」での実践を通じて、子どもの健康を支える食事法にも触れていきます。
子どもと共にある時間を、自分自身への学びと捉え、「関わること」「育む力」「共に在ること」の豊かさを育んでいきましょう。
その気づきと実践は、小さな命がこの地球にしっかりと根を張り、自分らしく育っていくための温かな土壌となります。そして親として支える私たち自身もまた、共に成長し、その歩みを信じて見守る静かな力を内に育てていくのです。

0歳から幼児期の子育てにおいて、毎日の繰り返しのリズムがとても大切だと言われています。生活のリズムだけでなく、同じ本を繰り返し読むことや同じ遊びに夢中になること、その同じ繰り返しの中でこそ安心感が育まれ、子供はらせんを登っていくように成長するのだと。
ヨガでは、時間をかけて絶え間なく修習することや結果や効果に執着せずに行為そのものを大切にすること、その繰り返しの力が強い意志を育み自己を変えていく力になると教えています。そして、向き合い続けた結果、全てが共鳴しあうことで、自分の欲やエゴを超え、自分自身や命という本質に近づくことができるのだと。「子育ちは大人育ち」子育てのいろいろな側面や何気ない繰り返しの日々を通して、子供も大人も揺るぎのない心の安心と安定を育みます。

(秋)実りと分かち合い
秋の実りに感謝し、新米でのおむすびと素朴な米粉のおやつづくりを楽しみます。自家製の調味料を活かした料理を通して一口一口が命を育むことを実感し、日常に取り入れる工夫を学びます。
・手仕事
秋の恵み新米で結ぶおにぎり
ごはんのような素朴なおやつづくり
・学び
一口一口が命を育むことを実感し日常に取り入れる台所の工夫
思春期の子育て8歳-14歳〜9歳の危機と思春期に向けた準備
8歳を過ぎ9歳頃になると、子供は初めて「自分」という意識に目覚め、周囲との違いを強く認識し始める時期がやってきます。
それまでは、他者や世界と一体であるかのように過ごしていた時代から、違いに目覚め、他者や世界との距離を感じ始めます。
それにより、今までとは違う目で大人や世界を見るようになり、それが時に、反発として現れることもありますが、この時とても大切なのが大人が成長を理解し、世界や他者との新たな架け橋になってあげることなのです。そうすることで、子供は新しい意識で世界や他者と繋がり直すことができるのです。「思春期の入口」に立つ子供たちが自立に向かって歩き出す、そのプロセスを尊重し、信じて見守ること。それは、ただ何かを教えるのではなく、共に育ち、共に変化に向き合うという大人の在り方そのものであり私たち大人自身にも、深い自己理解と「手放し」「信頼」が求められるタイミングでもあります。

「ヨガ」の語源は、「つなぐ」「結ぶ」「統一」「調和」を意味します。
これは、単に心と体をつなげるだけでなく、最終的には個人(自分)を普遍的な存在(世界・宇宙)とつなげることを目指しています。それは、子育てにおいての親と子の間に生まれる信頼と安心感の関係とも言えるのではないでしょうか。親が自分の価値観を押し付けるのではなく、子どもの個性や感情を受け入れ、尊重すること。一方的ではなく、互いの意見や感情を理解し合うこと。その信頼と安心感が、子供達のありのままに生き生きとこの世界と関わっていくための力となり、それを信じて見守る自分自身の強さを育みます。

(冬)静けさと養い
手前味噌を仕込みます。
麹調味料と冬野菜を使った家庭料理、冬の重ね煮と手前味噌だけの味噌汁をこしらえいただきます。
・手仕事
味噌仕込み、麹を使った調味料づくり
冬野菜の重ね煮
・学び
内側を育み、次の季節への力を養う暮らしの実践

妊娠前の準備から思春期の子育てまで、4つのトピックで包括的に学べる

助産師、教育者、自然療法家、自然食料理家、育児アドバイザー、ヨガ講師

ヨガ、呼吸法、瞑想を取り入れリラックスと自己ケアの方法を習得

菜食中心の食事法を実践的に学び、自身と家族の健康を支える知識を得られる

パートナーや家族と共有し、学びと絆を深めるカリキュラム

修了証で学びの成果を記録し、認定証でさらに活動の幅を広げる

修了生ネットワークやフォローアップ、勉強会で学びを継続的に活用できる

全4トピックで構成され、深く学びながら日常で活かせる。妊娠中や子育て中の方でも無理なく参加できる配慮が充実
本講座の各チャプターを修了された方には、「修了証」をお渡しします。
さらに全講座を受講し、所定のプログラムをクリアされた方には、TAMISAより「認定証」を発行します。

妊娠・出産・子育てに関する身体や心のあり方、食事など包括的な意識と知識を学んだ証として第三者に対して自信を持って示すことができます。
保育関係者、助産師、看護師、地域子育て、支援員として信頼性のあるサポートを提供できます。
治体や地域の子育てサロン、ママサークル、子育て支援ボランティアなどに関わる際、学んだ内容と修了証が活動のきっかけや信頼構築につながります。
「学んだ」という実感が、妊娠・出産・育児という大きなライフイベントに向き合う力になります。
パートナーや家族との共有も深まり、家族全体で命を育むことへの理解が高まります。
保育・教育・医療・福祉などの分野で、さらに学びを深めたり資格を取得したい方にとって第一歩としての学びの証明になります。

あなたはあなたのままでいい
皆んなはそんなあなたを愛している
この世界は美しさに溢れ あなたが生きていく価値のある世界 ----
私達は、こんなふうに子供たちに語りかけ、こんな世界に生きて欲しいと願っています。
そして、子育てに関わる人の中にも同じ世界が広がっていてほしい。
なぜなら、自分自身の中にあるものが、本当の意味で伝えることができるものだからです。
子育てに「良い・悪い」「正解・不正解」「成功・失敗」はありません。
大切なのは、今に向き合い、考え、今できることを大切にすることです。たとえ思い通りの結果が現れなかったとしても、その経験は意識の範囲を広げ、私達をより豊かな存在へと導いてくれます。
命の育み講座は、それぞれの存在を尊重し、それぞれの豊かさの中で命を育んでいく道を見つけていくためのコミュニティです。学び合い、支え合いながら、その学びを世界へと広げていくことのできる、すべての人に開かれた場所。豊かな未来のために、私たちは学び続けていきます。
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